10月25日(水)13時30分から延岡市役所市長応接室にて、英語版住民票交付申請書の寄贈式及び感謝状贈呈式がありました。
本校3年生の平野優良さん、藤本みなみさん、田邊陽乙さんの3名が延岡市の読谷山市長に英語版住民票交付申請書を寄贈した後、1人ずつ感謝状を贈呈されました。
３人は、総合的探究の時間、延岡市に外国人の方々が増えてきていることに注目し、彼らが延岡市で生活するのにどのようなことで困っているかということについて調査しました。延岡市に連絡し、月に1度延岡市役所で実施されている日本語教室を訪れ、そこに訪れている外国人の方々に日本に来てどのようなことで困っているかということを聞き取り、アンケートを取りました。
アンケートを集約する中で外国人の方々が日本で生活する為に、様々な書類の提出が必要で、特に市民の誰もが提出の義務がある住民票交付申請書の提出について困っていることを知ることができました。その後、延岡市役所に直接電話して、英語版住民票等交付申請書の作成を計画していること、完成したときには延岡市役所に設置してほしいということを申し出て、実際に作成をすることになったそうです。昨年、彼らが２年生の１１月ごろから作成に取り掛かり、ネイティブチェック等を何度も繰り返した後、今年の５月に最終版を完成させました。その後、延岡市による再度のチェックを経て、今回の寄贈となりました。本校の総合的な探究の時間は、地域の課題を解決するというテーマに沿って行われます。
彼らのすばらしいところは、その探究活動を考察のみで終わらせず、実際に自治体で活用をしてもらうところまで持っていったところです。この行動力がすばらしいと思います。後輩の皆さんも後に続いてもらいたいと思います。
