学校長挨拶

第9代校長として令和5年4月に着任し、2年目になりました宮﨑真司です。延岡東高等学校6回生で、母校のために働けることに幸せを感じています。
本校は、創立の辞にあるように、内なる道徳律を示すカントの星輝く延岡西高等学校と、旭日の勢いを示す東雲輝く延岡東高等学校、この2校の輝かしい歴史と伝統を受け継ぎ、地域の英知を結集して誕生しました。今年で創立20年目を迎えます。

本校は『志の風』『美しの風』『創造の風』を校訓に掲げ、「生きる力を身につけた、新しい風を呼び起こす創造者として社会に貢献できる人材を育成する」ことを教育目標としています。その為に本校では以下のことに特に力を入れて取り組んでいます。

1 「余白」をつくり、「自分を見つめる」プログラム
「余白」
朝課外、土曜講座をやめ、50分授業から45分授業に変更しました。
毎週水曜日はリフレッシュデーとして6時間授業で放課としています。
(水曜日は部活動、星雲プログラムがありません)

2 「星雲プライド」の醸成
生徒は、自主・自立・自治の「星雲プライド」を持って、学校行事、部活動などの学校生活を送っています。
星雲祭(文化祭・体育祭)での盛り上がりは県内随一です。
オープンスクールは生徒ボランティア100名近くの生徒が企画運営します。

3 「多様性」を認める学校文化
高校2年までは「文系」「理系」のコース選択をなくし、文系と理系が混在する多様な価値観を持った仲間の中で柔軟な思考を育むことができます。

今年度、本校はDXハイスクールの採択を受けました。これは情報、数学等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的な探究的な学びを強化する学校などに対して、そのために必要な環境整備の経費支援(1,000万円)する事業です。この予算でカリキュラム開発に取り組むと共に必要な機材を準備して令和7年からの本格実施に備えています。

星雲高校は今後大きく変わります!!

部活動においては放送部が、令和5年度NHK放送コンテストテレビドキュメント部門で全国優勝、アーチェリー部が令和5年度九州高等学校新人大会団体男女アベック優勝を果たすなど輝かしい成績を残しています。

延岡星雲高校は、来年、創立20周年式典を喜びと感謝を持って迎えることになります。私たちは、今まさに「新しい風」を起こしながら、ひとつずつ歴史や伝統を積み重ねています。新しいことにチャレンジしようという生徒の皆さんを、私たちは歓迎し応援します。

皆さんも私たちと一緒に「新しい風」を起こしてみませんか。

第9代校長 宮﨑 真司

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